脱毛サロンの経営、脱毛メニューの提供にあたって、重要なのは業務用脱毛機本体価格を含めたトータルのコストと利益のシミュレーションです。なぜシミュレーションが必要なのか、詳しく解説いたします。
理由
- 脱毛機によって集客力が異なる
- 脱毛機によってベッドの回転率が異なる
- 機種によってランニングコストが異なる
- 脱毛機は精密機械! サポート体制の有無が安定経営に直結する
1.脱毛機によって集客力が異なる
業務用脱毛機はムダ毛さえ抜ければよいと考えがちですが、実は脱毛機によって集客力に差があります。脱毛機自体がブランド化していて、インスタグラムやGoogleで機種名を検索してサロンを探すお客さまがいるほどです。安いからと無名の脱毛機を買ってしまうと、お客さまに選んでもらえません。
2.脱毛機によってベッドの回転率が異なる
業務用脱毛機は、脱毛方式や機種によって施術のスピードが異なります。顔やVIOを含めた全身脱毛が1時間足らずで終わる機種もあれば3時間かかる機種もあるのです。全身1周が1時間で終わる機種を導入すれば、1日に5組のお客さまにご来店いただけます。一方で3時間の機種を導入すると、1日2組が限界でしょう。同じ施術費用であればベッドの回転率が高い機種のほうが、売上が高くなります。
脱毛機を比較するときは、施術スピードをもとにベッドの回転率を算出して売上をシミュレーションしておきましょう。
3.機種によってランニングコストが異なる
業務用脱毛機は購入してからも一定のランニングコストがかかります。ほとんどの脱毛機で必要になるのが光源交換の費用です。脱毛機はIPLやLEDなどの光を照射することでムダ毛を減らしていきますが、IPLやLEDの光を発生させるランプには寿命があります。安い業務用脱毛機は、光源交換費用が非常に高く設定されていて、ランニングコストが高額になることも。本体価格とあわせてランニングコストも計算しておきましょう。
4.脱毛機は精密機械! サポート体制の有無が安定経営に直結する
業務用脱毛機は、照射する光の強さや間隔等を制御する精密機械です。光を照射できない、効果が思うように出ない気がするといったトラブルが発生することがあります。そういったとき、脱毛機メーカーのサポートが役立ちます。サポート体制を構築している脱毛機メーカーであれば、すぐに代替機種を発送してくれますので、サロンの営業に大きな影響はありません。しかしサポートが行き届いていないメーカーでは、そもそも代替機種が用意されていないという事態も起こり得ます。脱毛サロンで業務用脱毛機を使用できなくなったら、すぐさま休業を余儀なくされ売上がゼロになってしまいます。
脱毛機にトラブルが発生しても、休業することなく稼ぎ続けるためにはサポート体制が整ったメーカーを選ぶことが大切です。