業務用脱毛機を値段で比較するポイント|導入コスト?ランニングコスト?
「業務用脱毛機を値段で比較するポイントは?」
「導入コストとランニングコスト、どちらを重視するべき?」
こんな悩みを持っているサロンオーナーは必見!
この記事では、業務用脱毛機を値段で比較する方法を解説しています。
最後まで読むことで、導入コストとランニングコスト、どちらを重視するのが自分に合っているかがわかるでしょう。
導入コストが安い業務用脱毛機、ランニングコストが安い業務用脱毛機もそれぞれ紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
※2023年3月の情報です。
業務用脱毛機を導入コストで比較
初期費用をできるだけ抑えたいオーナーにおすすめなのが、本体の値段が安い業務用脱毛機です。比較ポイントや注意点をまとめました。
- 業務用脱毛機は100万円台から購入可能
- 付属ハンドルの数や無料サポートをチェック
- 値段が安い業務用脱毛機Best3
業務用脱毛機は100万円台から購入可能
結論からいうと、業務用脱毛機は新品でも100万円台から購入できます。
サロン開業準備にかかる費用を節約し、マンションの1室などを利用して脱毛サロンを始めたい人におすすめです。
値段が安い業務用脱毛機のおもな特徴は、以下のとおりです。
- コンパクトな卓上サイズ
- ハンドルが1本のみ
- 機能が限定されている
- 保証期間が短い
安い業務用脱毛機は、マシンスペックは決して高くはありません。
部分脱毛メニュー中心の脱毛サロンや、エステやネイルのお店に脱毛メニューを追加する際にちょうど良い機種といえるでしょう。
付属ハンドルや導入サポートをチェック
値段が安い業務用脱毛機を購入するときは、本体に付属されているハンドルの本数や、導入講習などのサポートを必ずチェックしましょう。
なかには、ハンドルが別売りというケースもあります。
また、導入講習やサロン開業サポートなどが一切ない場合、すべて自力で進めなければなりません。
業務用脱毛機の中には、本体価格が400万円を超える機種もありますが、保証期間が長かったりサロン開業まできめ細かいサポートを受けられたり、各種オプションが多いというメリットもあるのです。
値段が安い業務用脱毛機Best3
値段が安い業務用脱毛機を3機種紹介します。導入コスト重視のオーナーは、ぜひ参考にしてください。
Cairn Light(ケルンライト)
国内で流通している業務用脱毛機のなかで、最安値クラスなのが本体価格128万円のケルンライトです。
小型で扱いやすく、脱毛専門のサロンであれば開業準備の手間もそれほどかからないでしょう。
LIGHENCEⅡ(ライエンスⅡ)
ライエンスⅡは、本体136万円という低価格でありながらタワー型である点が特徴です。
スリムな形なので、狭い施術室でも邪魔にはなりません。
CLEAR/SP-ef(クリアエスピー エフ)
クリアSP-efは、大手脱毛サロンの「恋肌」が使用している脱毛機です。
本体価格は、208万円。付属ハンドルが2本ついており、マシン最大ショット数が100万発と多いところがメリットです。
業務用脱毛機をランニングコストで比較
維持費を抑えて長く使いたいオーナーにおすすめなのが、コスパの良い業務用脱毛機です。比較ポイントや注意点をまとめました。
- もっともコスパが良いのは1ショット0.1円~
- ランプ交換費用と交換頻度をチェック
- コスパの良い業務用脱毛機Best3
もっともコスパが良いのは1ショット0.1円~
業務用脱毛機のランニングコストは、光を照射する「ランプ」の消耗度によって異なります。
ランプは打ち切りなので、照射可能なショット数をすべて消費したあとは、買い替えなければなりません。
その際の「ランプ交換費用」÷「最大ショット数」で、ランニングコストがわかります。
1ショットあたりの価格は、もっともコスパが良い業務用脱毛機で0.1円。全身脱毛に使うショット数を2,000発とすると、1回の施術にかかるのはたったの200円です。
一方、1ショットあたりの価格が1円を超える機種もあります。
ランプ交換費用と交換頻度をチェック
業務用脱毛機のランプ交換費用は、安くて10万円前後、高額になると30万円ほどかかる機種もあります。
仮に、1年間に3回のランプ交換が必要として、前者は計30万円/後者は計90万円と、大きな差が出てしまいます。
また、マシンの最大ショット数もチェックしておかなければなりません。
ショット数が多ければ多いほど、ランプ交換の頻度が減るからです。
一方、ショット数が少ない業務用脱毛機はひんぱんにランプ交換の必要があり、結果的に維持費がかさんでしまいます。
コスパの良い業務用脱毛機Best3
ランニングコスト重視のオーナーにおすすめの業務用脱毛機を、3機種紹介します。
※全身脱毛/2,000ショットとしています。
LUMIX A-9(ルミクス エーナイン)
ルミクスA-9は、1ショットあたり0.1円ともっともコスパの良い業務用脱毛機です。
毎秒10ショットの連射ができるので、施術時間が短く1日あたりの予約枠を多くできるところも大きなメリットです。
オルトレUNO(ウノ)
オルトレUNOは、1秒間に何ショット照射しても1ショットにカウントされるところが特徴です。
1ショットあたり0.07円ですが、毎秒連射をするのはやや難しく、1秒間に5~6ショット照射で施術をするオーナーが多いようです。
CLEAR/SP-ef
クリアSP-efは、最大ショット数100万発の業務用脱毛機です。
本体価格もリーズナブルですが、ランプ交換費用が約19万円なので、1ショットあたりの単価は0.18円となります。
値段が安い脱毛機vsコスパが良い脱毛機を比較
導入コストかランニングコストか、サロン経営を成功させるには、どちらを重視するのが良いのでしょうか。
値段が安い脱毛機とコスパが良い脱毛機を、以下のように比較してみました。
※全身脱毛/2,000ショットとしています。
※1日4回の施術/年中無休営業で計算しています。
このように、本体価格300万円/1ショットあたり0.1円の業務用脱毛機は、施術にかかる費用が30日間で24,000円です。
一方、本体価格100万円/1ショットあたり1.5円の業務用脱毛機は、同じ条件で36万円になります。
本体価格を含めると、導入から約7カ月後にトータル経費が重なり、その後は収入面で大きく差が開くでしょう。
導入コスト?ランニングコスト?当てはまるタイプを検証
導入コストを重視するタイプ、ランニングコストを重視するタイプ、それぞれ当てはまる人をまとめました。
- 導入コスト重視がおすすめなタイプ
- ランニングコスト重視がおすすめなタイプ
導入コスト重視がおすすめなタイプ
導入コスト重視がおすすめなのは、以下のタイプです。
- 初期費用をできるだけ抑えたい
- 予算がないが新品のマシンを導入したい
- 自宅で小さなサロンを開業したい
- 経営しているエステサロンに脱毛メニューを入れたい
値段が安い業務用脱毛機は、顧客とマンツーマンで時間をかけて施術をするタイプの、個人サロンオーナーにおすすめです。
1日あたりの使用ショット数を少なく抑えられるため、ランプ交換の頻度も少なく、維持費を節約できるでしょう。
また、既に経営しているエステサロンやネイルサロンに、部分脱毛メニューを取り入れたいと考えている人も、初めは安い業務用脱毛機で良いかもしれません。
ランニングコスト重視がおすすめなタイプ
ランニングコスト重視がおすすめなのは、以下のタイプです。
- 1日あたりの集客を多くしたい
- 1台のマシンを長く使い続けたい
- 維持費を抑えて経営を安定させたい
- 初期費用を豊富に準備している
コスパの良い業務用脱毛機は、マシン維持費を節約することができるため、息の長い安定した経営を目指せます。
本体価格が高くても、1日の施術回数や集客数によってはすぐに投資を回収することができるでしょう。
ランニングコストで業務用脱毛機を選ぶ際は、1ショットあたりの単価を比較し、導入後のシミュレーションまでしっかりおこなうことが大事です。
まとめ
業務用脱毛機を値段で比較するポイントをお伝えしました。
脱毛サロン開業や脱毛機の導入は、限られた予算の中でマシンにどの程度のコストをかけられるかが重要です。
本体価格を重視するのはもちろんですが、サロンの規模や求める集客数、どのくらい長くサロンを続けていきたいかまでしっかり考え、ランニングコストの計算を事前にしておくのがおすすめです。
理想とするサロン像によって、最適な業務用脱毛機は異なります。
まずはサロンコンセプトをしっかり打ち出し、予算の中で、理想を実現できる業務用脱毛機を選びましょう。