脱毛器ヴィクトリアの価格・効果・評判まとめ|リオキシーとの違いも解説
「ヴィクトリアの価格やコスパは?」
「ヴィクトリアの脱毛効果は高い?それとも効果ない?」
「ヴィクトリアを導入している脱毛サロンの評判は?」
このような疑問を持っていませんか?
この記事では、業務用脱毛器の【リオキシー】シリーズの最新機種【RIOXY VICTORIA】について詳しく解説しています。
最後まで読むことで、ヴィクトリアを導入することでサロンにどんなメリットがあるかがわかるでしょう。
さらに、ヴィクトリアと従来のリオキシーの違いもわかりやすく解説。
脱毛器ヴィクトリアの特徴が知りたいサロンオーナーは、ぜひ参考にしてください。
※2023年3月の情報です。
※価格は税込みで表記しています。
脱毛器ヴィクトリアの基本情報
初めに、人気の脱毛器ヴィクトリアの基本情報をお伝えします。
RIOXY VICTORIA | |
---|---|
脱毛方法 | NPL脱毛 |
1秒間あたりの ショット数 |
最大 10ショット |
1ショット あたりの単価 |
0.4円 |
最大 ショット数 |
60万発 |
波長 | 610~950mm |
パルス幅 | 8msec ※固定 |
冷却温度 | -6℃ |
電圧 | 100V |
消費電力 | 2,400W |
本体価格 | 450万円 |
ランプ 交換費用 |
24万円 |
サイズ | 縦620mm 横350mm 高さ1,005mm |
重量 | 48kg |
保証期間 | 1年間 |
販売会社 | グローバルサイエンス 株式会社 |
グローバルサイエンス株式会社が販売するヴィクトリアは、NPL(ニュー・パルス・ライト)脱毛の業務用脱毛器です。
NPL脱毛とは、ムダ毛の根の部分にあたる毛乳頭と同時に、発毛をうながすバルジ領域にダメージを与えて毛を減らす方法。
IPL(インテンス・パルス・ライト)脱毛とSHR(スーパー・ヘア・リムーバブル)脱毛の、メリットを組み合わせた仕組みです。
スタイリッシュな外観で、サロンの雰囲気を損なわないところも、ヴィクトリアの大きな特徴。
ESTHETICS WIRED(エステティック・ワイアード)のビューティーアイテム部門での連続受賞歴も、サロンのアピールポイントになりそうです。
脱毛器ヴィクトリアは価格が高い?他機種と比較
ヴィクトリアの価格とコスパについて、以下の3つに分けて解説します。
- ヴィクトリアvs人気機種
- ヴィクトリアのランニングコスト
- ヴィクトリアの最大ショット数は60万発
ヴィクトリアvs人気機種
ヴィクトリアの本体価格を、人気の業務用脱毛器4機種と比較しました。
業務用脱毛器 | 本体価格 (定価) |
---|---|
リオキシー VICTORIA |
450万円 |
ルミクスA9 | 480万円 |
ルネッサンス GTR |
390万円 |
クリアSP-ef | 208万円 |
バイマッハ PRO |
484万円 |
上記を見ると、ヴィクトリアの本体購入価格は決して安いとはいえません。
業務用脱毛機は、安いもので約130万円/高くて約600万円なので、ヴィクトリアは比較的高額の部類に入るといえるでしょう。
しかし、安い業務用脱毛機はコンパクトサイズだったりハンドルが1本のみだったりと、デメリットもあります。
多機能業務用美容器であるヴィクトリアは、ゆくゆくはメンズ脱毛を展開したい・またはエステメニューも充実させたいサロンオーナーに向いています。
ヴィクトリアのランニングコスト
ヴィクトリアの、1ショットあたりの単価は0.4円です。全身脱毛に2,000ショットかかるとすると、1回の施術で800円のコストがかかります。
業務用脱毛器のランニングコストは、1ショットあたり0.1~1.5円ほどの開きがあります。
とはいえ、1ショットあたり1円以上の機種は数少ないため、ヴィクトリアの0.4円は中間あたりの数字といって良いでしょう。
光を照射するランプ交換費用は24万円で、残念ながらこの金額は相場より高くなっています。
業務用脱毛機のランプは打ち切りとなるため、ヴィクトリアを導入する場合は、定期的に交換費用24万円の支出が必要となります。
ヴィクトリアの最大ショット数は60万発
ヴィクトリアの最大ショット数は、60万発です。
全身脱毛のみの施術で1日4人を受け入れると仮定すると、75日間でショットを全消費することになります。
つまり、約2カ月半(1年に4~5回)ごとにランプ交換が発生するということです。施術回数によっては、さらに頻度が上がることもあるかもしれません。
ただし、業務用脱毛機の中には、最大ショット数50万発以下という機種も多いので、ヴィクトリアのショット数は平均的もしくは多いほうといって良いでしょう。
脱毛器ヴィクトリアの特徴
ヴィクトリアの特徴を、以下の6つに分けて順番に紹介します。
- 脱毛業界唯一のNPL脱毛
- 施術スピードが速い
- 1カ月に1回の施術が可能
- 1台に3つの機能を搭載
- 最大-20℃の施術で痛み減
- エステティック・ワイアードの受賞歴あり
脱毛業界唯一のNPL脱毛
ヴィクトリアをはじめとした、グローバルサイエンス株式会社が販売する業務用脱毛器は、業界唯一のNPL脱毛器です。
NPL脱毛は、毛乳頭だけではなく毛に栄養を与えて発毛をうながすバルジ領域をターゲットとする脱毛方法です。
そのため、すでに生えているムダ毛と生える前の毛に同時アプローチが可能です。
また、NPL脱毛は照射される出力を調整し、肌にリスクのある領域とムダ毛に影響を与えられない無駄な領域をカット。脱毛に適した出力で、リスクを減らして効率よく施術できます。
施術スピードが速い
ヴィクトリアは、1秒間に10ショットの連射ができる業務用脱毛器です。
公式サイトの案内によると、全身脱毛に必要な照射時間は約10分!トータル60分以内の施術が可能です。
施術時間が短い脱毛サロンは、ベッドの回転率が良く、その分多くのお客を入れることができます。1日の予約枠を増やせるため、収益アップも目指せるでしょう。
また、予約が取りやすい脱毛サロンは高い評価を受けやすく、リピーターだけではなく口コミからの新規客獲得にも期待ができます。
冷却機能が非常にすぐれているマシンなので、1日中連続して稼働させることも可能です。
1カ月に1回の施術が可能
ヴィクトリアは、1カ月に1回ペースの施術が可能な業務用脱毛器です。
単純に計算すると、6回の施術が半年/12回の施術が1年で終わります。
脱毛を始める人は、できるだけ早くムダ毛のないツルツルの素肌を手に入れたいと思うもの。
カウンセリングで、脱毛完了までに3~4年かかるといわれれば、それだけで意欲が失せてしまうかもしれません。
1カ月間隔で施術ができるヴィクトリアは、新規契約獲得率アップに期待ができる脱毛器です。
1台に3つの機能を搭載
ヴィクトリアには、脱毛・フォトフェイシャル・バストケアの機能が搭載されています。
そのため、ひとつのサロンでさまざまなメニューを展開することが可能。脱毛以外のお客を取り込むことで、集客増を目指すことができるでしょう。
また、脱毛の回数に応じてフェイシャルケアを無料で1回セットにするなど、サービスの向上にも役立ちます。
脱毛用とフォト・バストケア用のハンドルは分かれているため、扱いやすいところもメリットのひとつです。
最大-20℃の施術で痛み減
ヴィクトリアにはすぐれた冷却装置がそなわっており、最大で-20℃まで照射面を冷やすことができます。
通常モードでは、平均-6℃をキープ。光の熱による痛みを抑え、特に痛みを感じやすい剛毛パーツの施術もスムーズにおこなうことができます。
痛みを軽減するために出力を低くする必要がないため、脱毛効果が落ちることもありません。
施術時の痛みは、脱毛のデメリットの代表的な要素です。その痛みをなくすことで、顧客からの評価が上がるでしょう。
エステティック・ワイアードの受賞歴あり
ヴィクトリアは、エステティック・ワイアードのビューティーアイテム脱毛部門で、3年連続の受賞を果たしています。
ヴィクトリアの1代前の機種に当たる「リオキシー」と合わせると、6年連続受賞。それぞれ殿堂入りを果たしており、業界で認められたマシンということがわかります。
ヴィクトリアを導入することで、実績の確かな脱毛器を使用しているサロンとしてアピールできるでしょう。
脱毛器ヴィクトリアは効果ない?予想できる脱毛効果
ヴィクトリアに期待できる脱毛効果を、マシン性能や特徴から検証してみましょう。
- 毛質を問わず脱毛可能
- 減毛と同時に発毛を抑制
- 剛毛パーツもしっかり照射できる
毛質を問わず脱毛可能
ヴィクトリアは、黒い毛も産毛も同じように脱毛できます。
なぜなら、メラニン色素に光を反応させるとともに、バルジ領域にもダメージを与えるからです。この部分が弱って生えなくなるムダ毛は、成長期の黒い毛に限りません。
腕や脚の目立つムダ毛だけではなく、細い産毛も脱毛できるため、顔や背中をツルツルに仕上げることもできるしょう。
ムダ毛が気になるパーツのみを施術してほしいというニーズも増えていますが、範囲によってはかえって料金が高くなったり施術に時間がかかったりしてしまいます。
全身フル脱毛というシンプルなメニューがあれば、顧客の悩みや迷いを減らすことにもつながります。
減毛と同時に発毛を抑制
ヴィクトリアがターゲットとしているバルジ領域は、発毛をつかさどる機関といわれています。バルジ領域が弱ると、毛に栄養を与えて発毛させることができません。
一方、毛乳頭を傷つけると毛が土台から離れ、肌のターンオーバーに合わせて自然と抜けていきます。
毛乳頭およびバルジ領域にWアプローチするヴィクトリアは、上記の仕組みから、減毛と発毛抑制を同時におこなうことができます。
そのため、他の業務用脱毛器に比べて脱毛効果を実感するのが早く、満足度アップに期待ができます。
剛毛パーツもしっかり照射できる
ヴィクトリアは、メンズ脱毛にも対応している業務用脱毛器です。
脱毛のみに適した出力で光を照射することができるため、肌負担のリスクが少なく、剛毛パーツもしっかり施術できるからです。
また、ハンドルの照射面が常時冷えているため、痛みを感じづらく、施術をスムーズにおこなうことができます。痛みをふせぐために、パワーを落とす必要もありません。
メンズ脱毛はもちろんのこと、ムダ毛が多くて悩んでいる女性層も取り込むことができるでしょう。
脱毛器ヴィクトリアとリオキシーの違い
ヴィクトリアは、正式名称「リオキシー・ヴィクトリア」です。初代リオキシーとの違いや、グローバルサイエンス株式会社が販売する小型のNPL脱毛器についてまとめました。
- 1ショットあたりの単価
- マシンの最大ショット数
- 小型マシン「abbey(アビー)」にも注目
1ショットあたりの単価
ヴィクトリアとリオキシーは、1ショットあたりの単価が異なります。
具体的な違いは、以下のとおりです。
- ヴィクトリア…1ショットあたり0.4円
- リオキシー…1ショットあたり0.6円
それぞれの全身脱毛のコストは、照射数2,000として、ヴィクトリアが800円/リオキシーが1,200円となります。
初代リオキシーからヴィクトリアに進化したことで、よりコストパフォーマンスが良くなったことがわかります。
マシンの最大ショット数
ヴィクトリアとリオキシーは、マシンの最大ショット数が異なります。
具体的な違いは、以下のとおりです。
- ヴィクトリア…最大60万発
- リオキシー…最大40万発
それぞれ、全身脱毛の施術回数に換算すると、ヴィクトリアが300回分/リオキシーが200回分になります。
すべてのショットを消費した後はランプ交換の必要があるため、リオキシーの方がランプ交換頻度が高く、コストが重くなることがわかります。
小型マシン「abbey(アビー)」にも注目
グローバルサイエンス株式会社が販売するNPL脱毛器には、【abbey】という小型マシンがあります。
ヴィクトリアに比べるとスペックが落ち、ハンドルも1本のみですが、持ち運びやすく扱いやすいところがメリットです。
自室を改造してサロン開業したい人や、2台目として業務用脱毛器の購入を検討している人は、ぜひチェックしてみましょう。
脱毛器ヴィクトリアを導入するメリット
ヴィクトリアを導入することで得られるメリットは、以下の3つです。
- 予約枠を増やせる
- 顧客満足度アップに期待ができる
- メーカーのサポートが手厚い
予約枠を増やせる
ヴィクトリアを導入すると、サロンの1日あたりの予約枠を増やすことができ、集客増に期待ができます。
なぜなら、ヴィクトリアは1秒間に最大10ショットのスライド連射ができ、重ね打ち不要なので、1人あたりの施術時間が短いからです。
一番時間がかかる全身脱毛でも、60分前後で終わらせることができるでしょう。
また、ヴィクトリアには強力な冷却装置が搭載されており、施術の間にクールダウンさせる必要がありません。
そのため、顧客を待たせずに次々迎え入れることが可能です。
顧客満足度アップに期待ができる
ヴィクトリアは、顧客満足度アップに期待ができる業務用脱毛器です。
理由は、以下の4つです。
- 施術が速いので予約が取りやすい
- 痛みが少ないので施術が苦にならない
- 1カ月に1回OKなのでサロンに通いやすい
- ムダ毛の変化がわかりやすい
このように、サロン通いしやすいだけではなく、もっとも重要な脱毛効果にも期待ができるのがヴィクトリアのメリットです。
顧客満足度を上げる要素がたくさんあるので、サロンの口コミ評価が上がり、より多くの集客を目指すことができます。
メーカーのサポートが手厚い
ヴィクトリアを販売するグローバルサイエンス株式会社では、業務用脱毛器の導入キットを用意しています。
詳しくは、以下の4点です。
-
- 導入講習/修了証の発行
- トリートメントマニュアル取扱説明書
- 脱毛メニュー/サロンオリジナルチラシの作成
- アプローチブック/同意書/カルテ/販売促進素材の提供
また、同社は美容機器メーカーとしては珍しく、全国3カ所(東京・大阪・福岡)に拠点があります。
そのため、トラブル時の対応が迅速で、マシンを使用できない時間を最小限に抑えることができます。
脱毛器ヴィクトリアを導入するデメリット
ヴィクトリアを導入するデメリットは、以下の2つです。
- 導入コストがかかる
- 維持費が重くなる可能性がある
導入コストがかかる
ヴィクトリアは、本体価格450万円の業務用脱毛器です。
国内で流通している業務用脱毛器の中では高額で、初期費用を抑えたい人にとっては、価格がデメリットになってしまうでしょう。
全身脱毛を15,000円で提供した場合、本体価格を回収するのに300回以上の売り上げが必要になります。
ヴィクトリアに搭載されているランプは全身脱毛300回分のため、本体価格に到達する前に、24万円のランプ交換費用が発生してしまいます。
維持費が重くなる可能性がある
ヴィクトリアは、最大60万ショットの業務用脱毛器です。
全身脱毛にすると、300回分。1日4回の施術をするとして、75日に1回のランプ交換が必要になります。
ランプ交換費用24万円×年間4~5回と考えると、維持費は決して安くはありません。
ランプ交換頻度を下げるためには、部分脱毛メニューを中心にしてショット消費数を減らしたり、1人の顧客に時間をかけて1日の集客数を抑えたりといった工夫が必要になります。
しかし、集客がなければ売り上げも伸びなくなるため、オーナーの経営手腕次第ともいえるでしょう。
ヴィクトリアを導入している脱毛サロンは?
ヴィクトリアを導入している大手の脱毛サロンは、現時点ではありません。
どちらかというと、地域密着型のエステサロンや個人サロンが多いようです。
導入例を調査してみると、「1日の集客数が増えた」「売り上げが上がった」など、評判は上々です。
SNSでも話題となっており、脱毛歴が長いベテランエステティシャンなどもヴィクトリアの効果に満足していることがわかります。
まとめ
話題のNPL脱毛器、ヴィクトリアについてお伝えしました。
ヴィクトリアは、光脱毛の代表的存在ともいえるIPL脱毛とSHR脱毛のメリットをあわせ持った業務用脱毛器です。
導入することで、どちらの層も取り込むことができ、さまざまなニーズに対応することが可能です。
設定や操作なども簡単で、徹底した導入講習を受けられるため、初めての人でも安心して購入することができるでしょう。
一方、導入コスト/ランニングコストともに少々重いところがデメリットです。
ヴィクトリアの購入を検討しているオーナーは、まずは資料請求し、導入後の返済シミュレーションなどを具体的に立ててみましょう。